瑞牆山

山行記録
瑞牆山
２０２４年１１月１６日〜１７日（１泊２日）
メンバー：渡辺 邦夫、桂 正興

11月16日(土)　曇り一時雨

　君津21:00-22:40富士見台23:00-0:55双葉SA1:10-2:20瑞牆山荘(243km)

　瑞牆山荘8:00(40)8:40展望ベンチ8:50(20)9:10富士見平　(計1:00)

　今回は桂さんとテント泊で瑞牆山へ。当初計画では金峰山と瑞牆山だったが、初日の天気が悪そうなので2日目の好天に期待して瑞牆山に登ることにした。
　今年初めてのテント泊山行なので楽しみだ。
　カーナビに騙されて首都高をおかしな方向に走らされてしまったが、予定通りの時間に桂さんと合流する事が出来た。
　中央道は渋滞無く須玉ICで降りて2:20に瑞牆山荘に到着。県営無料駐車場は先着が20台くらい。気温6℃。ビールを飲み、シートを倒して、ダウン上下を着て980円のシュラフに潜って就寝。


　6:00起床。車は30台くらいに増えている。テーブルと椅子を出し、セブンイレブンの冷凍鍋焼きうどんを温めて朝食。今日は富士見平までの1時間だけなので、のんびりと出発準備をする。
　テントは桂さんに持って貰い、ザックの重量は20kg、桂さんは14kgだ。肉や野菜、ビールは車載冷蔵庫に入れてきて、凍らせたアクエリと一緒に保冷バッグに入れたが、ザックに収めるのがきついので肩から下げた。テント場まで1時間なのでそれでも問題ない。
　まずは瑞牆山荘まで行き、記念撮影をしてから8:00に出発。気温5℃、天気は曇り。
　樹林帯の道は落葉で覆われていてルートが判りにくく、いつのまにか外れていた。久しぶりのフル装備で身体が慣れるまではきつい。
　稜線に出たところから瑞牆山がど〜んと見えるのだが、今日はガスで何も見えない。明日に期待しよう。
　9:10富士見平着。丁度1時間だった。コースタイムは1時間なのでちょっと遅い。去年は50分だったので衰えを感じる。
　テント場はまだあまり混んではおらず、広くて平らな場所を探してテントを設営したが、そこは昨年てっちゃんと来た時に張った同じ場所だった。
　一休みしてから水汲へ。やや急な下り坂だがサンダルでも下る事が出来た。3.5リットルの水を汲んだ。水場にはビール冷やしがあり数本のビールが冷やしてあったが、冷蔵庫並みの気温なので、冷やす必要は無い。
　テントの受付をして幕営料1人1,000円を支払う。今時1,000円は安い。トイレは洋式のバイオトイレ。小のトイレは故障で使用不可だった。トイレの前に手洗い歯磨き用の水タンクがあるのが嬉しい。
　ランチはCoCo壱カレー。水代わりにビールと一緒に頂く。
　夕食までする事が無いのでシュラフに潜ってうたた寝。こうゆうのんびりした山行も良いものだ。
　16:00時点でテントは30張くらい。外のテーブルで夕食を食べているパーティーも多い。外気温3℃、テント内5℃。
　17:00から夕食開始。まずはエリンギを炒めてビール。エリンギは安くて旨い。続いてモーニングサーブを炒める。油不要なので便利だ。
　メインはすき焼き。そこそこの和牛160g、カット野菜250g、ネギ、椎茸、しらたき(下ゆで不要を水洗いしたもの)、焼き豆腐。割り下はストレート。家で食べても美味しいすき焼きは山で食べるとすこぶる美味しい。2回戦で完食し、〆はうどん1玉を食べて終了。
　夕方になって小雨が降ったりやんだりしているが、明日の天気予報は晴れだ。トイレに行き、18:45就寝体勢。テント内3℃。ダウンジャケットとダウンパンツ、ダウンソックスを着けて聖の3シーズンシュラフに潜る。
　2:30トイレに起きると満天の星が輝いていた。テント内外とも3℃だが、寒くは無い。

　

　4:30時起床。テントの内8℃、外気温3℃。まだ暗いが月が明るい。天気は予報通りのピーカンだ。
　朝食はα米の赤飯、シーチキン、味噌汁。シーチキンは缶詰ではなくパウチ入り。缶が無いので軽いし後始末が楽だ。
　サブザックに雨具、行動食、水を入れて6:00出発。小屋の前からシルエットの富士山が綺麗に見える。まだ暗いのでヘッドライトを着けて出発する。
　桃太郎岩でドローンを飛ばしてみたが、あまり良い感じに撮れなかった。桃太郎岩から先は岩場の急登が続くので右膝が不安だったが、登りではあまり支障は無い。
　7:50瑞牆山に登頂。富士見平から1時間40分だったが、コースタイムは2時間なので上等だ。山頂は少し風がある。
　天気は良く富士山と金峰山は良く見えるが、南アルプスと八ヶ岳は稜線に雲が掛かっている。冠雪が遅れていた富士山は山頂部だけ僅かに冠雪している。山頂には次々に人がやって来て大賑わいだ。
　25分滞在して下山開始。下山時はやはり膝が痛くなりペースダウン。コースタイム1時間30分のところ1時間50分掛かってしまった。
　テントを撤収して11:20下山開始。展望ベンチからは瑞牆山がど〜んと見えたのでドローンを飛ばした。
　下山は瑞牆山荘まで行かず、駐車場までショートカットしたが、落ち葉でルートが判らず却って時間が掛かってしまった。
　駐車場は満車で瑞牆山荘までの100mの道路には路駐の車が続いている。
　車で下山途中の山麓の紅葉は見事だった。みずがき湖の駐車場に立ち寄って紅葉を楽しんだ。
　温泉は初めて行く「むかわの湯」。内湯の浴槽内から甲斐駒が見えてなかなか良い温泉だった。
　ランチは小作・双葉バイパス店。とても大きな店で今まで入った小作の中でも最大だ。2人とも豚肉ほうとう(\1,700)を注文。量がとても多いので少し残してしまったが、桂さんは完食した。
　小作の駐車場からは富士山が良く見えた。双葉SAのスマートICから高速に乗ったが、本線に入った時点で下り車線である事に気づいた。考えてみればスマートインターは入口が上下別々なのを意識していなかった。しかし、入口への案内看板には上りとも下りとも書かれていなかった。
　一つ先の韮崎ICで上りに入り直した。日曜日の夕方とて談合坂から渋滞35km。調布ICで降りて下道で桂さん宅に行く。
　高井戸ICで乗り損ねて永福から首都高に乗ったが、その後は渋滞無く22:00に我が家に到着した。今回は天候に恵まれ、今年初めてのテント泊も出来て良い山行だった。